メールマガジン第三回
(2014年06月16日)こんにちは。業務サポートをしている濱口です!
 
今日から4年に一度の世界の祭典、
2014 FIFAワールドカップがはじまります!
日頃、サッカーにそれほど興味が無いという人もこの時期だけは、
日の丸を背負って戦う日本代表の応援に
力が入るのではないでしょうか!?
じめじめした梅雨の天気を吹き飛ばすような
サムライブルーの活躍を期待します!
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皆さま、こんにちは。技術担当の辻です。
今回は地盤改良の原点について少しお話したいと思います。
あの有名な「法隆寺の五重塔」が、建立から1400余年経過した今でも、
不同沈下せずその形を留めている理由をご存知でしょうか?
五重塔の総重量は約1200トンといわれており、
それらを直径約2.0mの礎石(そせき)16個で支えています。
1つの石にかかる荷重を計算すると、約24トン/m2になります。
これは、現在の木造2階の建物と比べると
約10倍以上の重さになります。
建築地の地盤が元々とても強かったから大丈夫だった?
それも理由のひとつかもしれませんが、実は地盤を強くするために
ある作業を行っています。
地面を掘り下げ、土を薄く敷均し、土を締固める。
敷均しと締固めをひたすら繰り返すことにより、
これだけの重さを支える地盤に改良しています。
すごく当たり前のことかと思われる方も多いかと思いますが、
当時は土を固めるセメント、重機なんてもちろんないため、
材料は土のみ、作業はすべて人力です。
締め固めは、固める前の一層の厚さが10センチ以下の薄い層で
自分自身の足・棒等を用いて行っていたようです。
人力でこれだけの地盤を構築するなんて今では考えられません。
この工法は「版築(はんちく)工法」と呼ばれており、
表層改良の原点とも考えられています。
今でも、法隆寺の境内の土壁で版築工法の後を確認することができます。
エコジオ工法も、古きを取り入れ、
新たな技術開発に、取り組んでいきます!
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◆尾鍋組よりのお知らせ
<イベントのご案内>
エコジオ工法 事業説明会
エコジオ事業説明会&補助金獲得ノウハウ特別講演
各会場 14:00~16:00
【博多会場】 平成26年6月16日(月)
【大阪会場】 平成26年6月17日(火)
【名古屋会場】平成26年6月19日(木)
【東京会場】 平成26年6月20日(金)
※補助金セミナーも兼ねており、
補助金コンサルタント 小泉昇様にもご講演頂きますので、
ご来場をお待ちしております。
残土の出ないエコジオZERO施工見学会
各会場 13:30~16:30
【三重県松坂市】平成26年6月24日(火)
【茨城県土浦市】平成26年6月27日(金)
【お申し込みはこちらから】 http://bit.ly/1jDo1bv
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◆ 編集後記
こんにちは、にゅうわです。
2014 FIFAワールドカップは、
本日12日27時から、開会式です。
皆さま、くれぐれも寝不足にはご注意ください。
最新トピックス
←「積算資料ポケット版 住宅建築編2014後期」に掲載されました。
「地盤工学会誌 2014年6月号」に掲載されました。→